退職挨拶メールの書き方と例文
退職時に送る挨拶メールの例文と効果的な書き方を解説します。円満退社のための退職挨拶メールのポイントを紹介します。
メール作成のポイント
退職挨拶メールは、退職日の1~2週間前に送るのが適切です。件名は「退職のご挨拶」など明確にし、本文では感謝の気持ちを中心に伝えましょう。退職理由については詳細に書く必要はなく、「一身上の都合」など簡潔に留めるのがマナーです。また、今後の連絡先を記載する場合は、プライベートのメールアドレスを記載します。社内と社外で文面を分け、社内向けにはより具体的なお礼の言葉を、社外向けには後任者の紹介と引継ぎに関する情報を含めると良いでしょう。送信前に上司や人事部に内容を確認してもらうことも大切です。最後に、これまでの感謝と今後の関係継続への期待を述べて締めくくりましょう。
件名: 【退職のご挨拶】株式会社サンプル 営業部 山田太郎
株式会社パートナーズ
営業企画部
鈴木様
お世話になっております。
株式会社サンプル営業部の山田太郎です。
突然のご連絡となり恐縮ですが、このたび一身上の都合により、9月30日をもちまして株式会社サンプルを退職することとなりました。
3年間にわたり、プロジェクトAをはじめ、多くの案件でご一緒させていただき、大変お世話になりました。鈴木様からは、クライアント対応の細やかさや提案資料の作成方法など、多くのことを学ばせていただきました。心より感謝申し上げます。
後任には、同部署の佐藤が担当させていただくことになりました。すでに引継ぎは完了しており、これまでと変わらぬお付き合いをいただければ幸いです。
【後任者連絡先】
佐藤一郎(さとういちろう)
メール:[email protected]
電話:03-1234-5678
私個人へのご連絡は、以下のメールアドレスにお願いいたします。
[email protected]
在職中に賜りましたご厚情に心より感謝申し上げますとともに、貴社の益々のご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
短い期間ではございましたが、大変お世話になり、ありがとうございました。