お断りのメールの書き方と例文集
ビジネスシーンで様々な依頼や申し出をお断りする際のメールの例文と書き方のポイントをご紹介します。
メール作成のポイント
お断りのメールは、相手の気持ちに配慮しながらも、明確に意思を伝えることが重要です。まず、依頼や申し出に対する感謝の言葉から始め、お断りする理由を簡潔かつ誠実に説明しましょう。理由は具体的に述べることで、相手の理解を得やすくなります。また、代替案や今後の可能性について触れると、より前向きな印象になります。お断りの言葉は丁寧に、しかし曖昧さを残さないように伝え、最後に改めて感謝の意を示して締めくくると良いでしょう。メールの送信前には、相手の立場になって内容を確認し、不快感を与えないよう配慮することが大切です。
件名: 【ご回答】ご提案に関するご連絡
株式会社サンプル
営業部
鈴木一郎様
お世話になっております。
株式会社テクノサンプルの営業担当の佐藤です。
この度は、貴社の新サービスについてご提案いただき、誠にありがとうございます。
慎重に検討させていただきましたが、誠に恐縮ではございますが、現時点では導入を見送らせていただきたく存じます。
理由といたしましては、弊社では今年度の予算計画が既に確定しており、新規サービスの導入費用を捻出することが困難な状況にあるためです。また、現在使用しているシステムとの連携に技術的な課題があることも判明いたしました。
鈴木様には丁寧にご説明いただいたにも関わらず、このようなご返答となり大変申し訳ございません。
来年度の予算編成時期(10月頃)には、改めて検討させていただきたいと考えております。その際には、ぜひ再度ご提案いただければ幸いです。
何卒ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。