ビジネスシーンでのお断り例文集
ビジネスシーンで様々な依頼や申し出をお断りする際の例文と書き方のポイントをご紹介します。
メール作成のポイント
ビジネスシーンでのお断りは、相手との関係性を損なわないよう、細心の注意を払って作成することが重要です。まず、依頼や申し出に対する感謝の言葉から始め、お断りする理由を具体的かつ誠実に説明しましょう。理由は事実に基づき、相手を納得させられるものが望ましいです。また、可能な限り代替案を提示することで、問題解決に前向きな姿勢を示すことができます。お断りの表現は「~できかねます」「~を見送らせていただきます」など、丁寧でありながらも明確な言葉を選びましょう。最後に、今後の関係継続への期待や感謝の言葉で締めくくると、良好な関係を維持できます。送信前には必ず内容を見直し、誤解を招く表現がないか確認することも大切です。
件名: 【ご回答】ご依頼に関するご連絡
株式会社サンプル
購買部
鈴木一郎様
お世話になっております。
株式会社テクノサンプルの営業担当の佐藤です。
この度は、弊社製品の価格に関するご相談をいただき、誠にありがとうございます。
慎重に検討させていただきましたが、誠に恐縮ではございますが、ご要望の15%値下げにつきましては、対応いたしかねる状況でございます。
理由といたしましては、昨今の原材料費の高騰および部品調達コストの上昇により、現在の販売価格を維持することも厳しい状況にあるためです。
鈴木様のご要望にお応えできず、大変申し訳ございません。
代替案といたしまして、下記のご提案をさせていただきます。
1. 年間契約(最低購入数量保証)をいただける場合は、5%の割引を適用
2. 保守サポート(年間契約)を半年間無償で提供
3. 納品回数を月1回にまとめていただける場合は、配送料を弊社負担
何卒ご検討いただけますよう、お願い申し上げます。