メールでの日程調整返信の基本パターン
様々なシーンで使えるメールでの日程調整返信の基本パターンを紹介します。状況別の適切な返信例文を参考にしましょう。
メール作成のポイント
日程調整のメール返信は、ビジネスコミュニケーションの基本スキルの一つです。返信は迅速に(できれば24時間以内に)行い、相手の時間を尊重する姿勢を示しましょう。返信パターンは主に3つあります。1つ目は「提案された日程をそのまま承諾する」場合、2つ目は「提案された日程の一部を承諾する」場合、3つ目は「提案された日程がすべて都合がつかない」場合です。いずれの場合も、まず感謝の意を示し、次に回答を明確に伝えます。特に3つ目の場合は、代替案を提示することが重要です。また、会議の目的や参加者、場所などの情報を確認することで、誤解を防ぎ、会議の効率化に貢献できます。文末には前向きな姿勢を示す一文を添えると、良好な関係構築につながります。
件名: Re: ミーティングの日程調整について【日程のご返答】
株式会社クライアント
営業部
田中様
お世話になっております。
株式会社サンプルの山田と申します。
ミーティングの日程調整のご連絡をいただき、ありがとうございます。
【パターン1:すべての日程が可能な場合】
ご提案いただいた日程はすべて参加可能です。
貴社のご都合の良い日時にてお願いいたします。
【パターン2:一部の日程が可能な場合】
ご提案いただいた日程について、下記のとおりご回答申し上げます。
・4月10日(月)10:00~12:00 → 参加可能です
・4月12日(水)14:00~16:00 → 他の予定が入っており難しいです
・4月15日(金)13:00~15:00 → 参加可能です
【パターン3:すべての日程が不可能な場合】
誠に申し訳ございませんが、ご提案いただいた日程はいずれも他の予定と重なっており、参加が難しい状況です。
代わりに、下記の日程であれば参加可能ですが、いかがでしょうか。
・4月17日(月)10:00~12:00
・4月19日(水)14:00~16:00
・4月21日(金)13:00~15:00
【共通の確認事項】
・ミーティングの場所は貴社会議室でよろしいでしょうか
・議題や準備すべき資料等ございましたら、事前にご教示いただけますと幸いです
・弊社からは私と〇〇部の△△が参加予定です
ご多忙の中、ご調整いただきありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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山田太郎