お詫びの文例
ビジネスシーンで使えるお詫びの文例をご紹介します。
メール作成のポイント
お詫びの文章を書く際は、誠意を持って謝罪の意を伝えることが最も重要です。相手に与えた迷惑や影響を具体的に認識し、問題の解決策や再発防止策を明確に示すことで、信頼回復につなげることができます。また、お詫びの文章は問題発生後、できるだけ早く送ることが大切です。
件名: ウェブサイト障害に関するお詫びとご報告
サンプルショップ株式会社
EC事業部
山田太郎様
お世話になっております。
テクノサンプル株式会社システム開発部の佐藤と申します。
この度は、弊社が開発・運用を担当しております貴社ECサイトにおいて、昨日(5月15日)13時から17時までの約4時間にわたりシステム障害が発生し、サイトへのアクセスおよび商品購入ができない状態となりましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
障害の原因は、昨日午前中に実施したシステムアップデート後のデータベース接続設定の不具合によるものでした。13時頃からユーザーアクセスが増加したことで負荷が高まり、データベースサーバーがダウンする事態となりました。
弊社技術チームが直ちに対応し、17時までに復旧作業を完了いたしましたが、ゴールデンウィーク特別セール期間中の重要な時間帯に発生した障害であり、貴社の売上および顧客満足度に大きな影響を与えてしまったことを深く反省しております。
現時点で把握している影響は以下の通りです。
1. 障害発生時間帯の推定売上損失:約200万円
2. カート放棄数:約150件
3. SNSでの顧客からの問い合わせ・苦情:約50件
今後の対応として、以下の措置を取らせていただきます。
1. 補償対応:
・本障害による売上損失分について、今月のシステム利用料から全額減額
・障害対応レポートの提出(5月17日まで)
2. 顧客対応サポート:
・お詫びメール文面の作成支援
・特別クーポン配布システムの無償提供
3. 再発防止策:
・システムアップデート手順の見直しと強化
・負荷テスト環境の拡充
・監視体制の24時間化
・障害時の迅速な切り替え機能の実装(6月末完了予定)
今回の事態を重く受け止め、今後このような障害が二度と発生しないよう、システムの安定性向上と障害対応体制の強化に全力で取り組んでまいります。
明日(5月17日)10時より、本件に関する詳細説明と今後の対策についてのミーティングを実施させていただきたく存じます。ご都合がよろしければ、ご参加いただけますと幸いです。
貴社との信頼関係を何よりも重視し、失った信頼の回復に誠心誠意努める所存です。何卒ご容赦いただきますよう、お願い申し上げます。
ご不明な点やご質問がございましたら、いつでもご連絡ください。